ガンプラ 旧キット ドムを数日、眺めていましたが脚部の組み立ては、とりあえず改造を施す処理を考えてみました。
今回は、ある程度簡単な改造方法で完成までしたいと考えてます。
可動部部の改造を難しい仕組みにすることは、器用な方なら簡単にできることなんですが、それよりも、だれにも簡単にをテーマにここでは製作したいと考えたいと思います。
再現性が低いと、旧キットはマニアック過ぎるキットになりますからね。
それよりもだれでも簡単に出来るような改造方法を考えたいと思います。
いよいよ始まりました「ガンプラ 旧キット ドム」の製作です!
今回は、脚部の可動部分の改造を紹介します。
もくじ
旧キット ドム の仮組の姿
先日、旧キットをとりあえず仮組立までしてみました。
しかし直立不動の棒立ちには、流石に古さを感じますね
旧キットの特徴
- パーツの合わせ目が正面に出る(特に脚部)
- 必ず接着剤を使用する
- 可動範囲が狭くて直立不動になる
説明書の通りの組み立てを行うと、必ず、合わせ目を消せない部分が出てきます。
今回の完成までのポイント
- 各パーツの合わせ目は消す
- 塗装後に組み立てられる仕組みを考える(現在のガンプラのようなイメージ)
- 各可動部分の仕組みを考え直す
旧キット ドム・脚部の可動範囲の問題点
常に足は正面を向く状態になりますから、これでは直立不動気味になる訳です。
こだわるなら改造は必要ですね。
常に正面を向く結果になるのは、胴体と足のジョイント部分にあります。
これは致命的な可動部分と言えます。
この致命的な問題を解決してくれる便利アイテムがありますので紹介します。
改造・可動範囲を思いのままに出来る便利アイテム
さっそくですが、改造に便利アイテムを紹介しておきます。
今回用意したのは、ホビーベースから発売されてます「ボールジョイント1/144サイズ」のモノになります。色はグレー
このボールジョイントをしようすることで、可動範囲が広くできたり回転の幅も得ることが出来るわけです。
とは言っても実際の可動範囲は、多少広がれば良い訳です。
曲がらなかった方向に、曲がるように出来ることが重要なんです。
致命的な足の付根の可動部分に、ボールジョイントを改造して組み込めば、足がどっしりとした感じのイメージで立てるわけです。
旧キット・ドム 脚部の問題点を改造する
実際にボールジョイントを使って、脚部の問題点の足を外向きに回す改造を施します。
この画像は、両足のジョイント部分の純正パーツです。(切断した後の画像です)
補足:エポキシパテを整形後、ボールジョイントで可動するパーツなので、エポキシパテの表面には、保護する為にアロンアルファを使用してコーティングしてます。
その理由に、仮に穴を空けてボール側を付けたとした場合、予測できることは可動部分であるボールの軸が折れる可能性もあることを考え、純正パーツを改作することにした訳です。
市販の軸が2.9mmに対して、改作することで軸は3.9mmを確保できましたので、折れる心配は回避出来たと思います。
仮に折れないにしても、接着剤などアロンアルファを使用しても、力が加わると破損の原因になることはありますからね。
次にボールの受けになる側の改造ですが、ノーマルの状態はこちらです。
穴の直径が6mmですが、ボールジョイントの受け側は7mmあります。
そこで、側面だけでも平らに削り落とすことにしました。
ボールジョイントの受け側を削り落とした形状のように、足のパーツにも同じ形状で削って埋め込めるように合わせることにしました。
こうすることで、削った面を平にすることでストッパーの役割をはたし、力が加っわた場合でも破損することが回避できますよね。
若干埋め込む側の穴が大きく見えると思いますが、ボールジョイントを組むと若干広がります。
その余白は考えておかないとセットした時に、「入らない」可能性も生じます。
仮に、穴を広くしてプラバンを使用してパテで埋め込んでも良いのですが、その作業が面倒と思ったわけです。
このやり方の方が面倒かなとも考えましたが、そもそも削り落とす素材はプラスチックですからね。
肝心なことは作成してるモノが旧キットですからね。
補足:使用したヤスリは、角ヤスリ・細い甲丸ヤスリ
倍率✗10ルーペーで確認しながらすると楽にできます。
途中経過の画像ですが、もう少し埋め込みたいのと、ボールジョイントの受け側を埋め込んだ状態で足を仕上げるかを悩むわけです。
軸が2.9mmと細いので、切り落とした部分を使って穴に埋め込み、受け側の軸のガイド役になるのでこの方法に。
この時点では、軸を1mm程だしてあるのは、受け側を組み込んだ時にアロンアルファとハンダコテで先端を溶かしてストッパーにと考えてました。
とりあえず、ガイドになる部分を先に、ガッツリとアロンアルファで固定しておきます。
裏側から見た状態は、手を入れる前と変わりません。
しかしこれだけ削り落としてますから、当然ですが付け根の部分は若干ですが弱くなってますので、パテで補強しておきました。
下の画像は、足の付根の部分が角に接触することで、可動範囲が狭くなってたので、斜めに削り落としました。左側はビフォー・右側はアフターになります。
このように削ることで可動範囲が若干広くなります。アタリを取るという訳です。
足のパーツを付けてると確認しやすいですね
補足:パーツの接着剤はアロンアルファを使用してます。
アロンアルファは速乾ですから、直ぐに削り作業に移れてパテの代りにもなるので便利です。
*素組の合わせ目消しには、アロンアルファなどは向いてません。ランナーパテなどを作り消す方法などがあります。
今回の最後に
今回の紹介はここまでですが、足の付根のパーツの改造を紹介しましたが、まだ脚部と言っても上の部分のパーツが始まったばかりです。
時間の空いた時にしか出来ませんが、少しずつでも旧キット ドムの製作を紹介して参ります。
次回は未定ですが、またお越しください。
■旧キット
■MG
■HGUC
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