子供のころ工具にも憧れたけど、工具箱に一番憧れた
こんにちは!
ガンプラを作るには「どんな道具が必要なんだろう?」と最初はだれもが悩んだりします。
最初に、どんな道具があれば作れるのか誰もが知りたい所です。
模型ショップに行けば、店内には沢山の工具類が並んでいて、なにを買ったら良いのか分からないものです。
私も、ニッパーやヤスリなどは解りましたけど、イラナイものまで購入した経験もあります。
そんな無駄な買い物をしない為にも!
今回は、ガンプラ製作に必要な最初にそろえる、買って後悔しない工具11選を紹介しいます。
もくじ
ガンプラの作り方、最初にそろえる工具の選び方
ガンプラのキット選びもワクワクしますが、工具選びもワクワクするものですよね!
最初に驚くのが、ニッパーの種類の多さにはびっくりさせられます。
〇〇専用のニッパーなんて物が多く存在してます。
これでは、初心者には最初のニッパー選びからつまずく事にもなります。
説明には記載されていても「はて?」なんの事かすら解り難いことです。
そんな事にならない為に、用途にそって必要最低限の道具選び方を順に紹介します。
工具選びのポイント
- 老舗メーカーの道具を信じる
プラモデルの製作の研究された道具は、ホームセンターで販売されてる道具とは格段に違います。
私も、最初は安い物を購入した記憶がありますが、やっぱり高価だけあって作業効率もあがり、楽に組み立てられるると実感したことも多々あります。
安いものばかりを購入すると、結局、買い替えたりして後悔してしまいますからね。
初心者これさえあば大丈夫!工具アイテム11選
ニッパー
ニッパー選びのポイント
- ニッパーは妥協しない。
ガンプラ作りに問わずプラモデルの製作では、100均ショップのニッパーは不向きです。
「ニッパーって高くない?」
確かに、ニッパーの平均価格は2千円するものが殆どですから高価な道具です。
ですが、ニッパーの良し悪しで完成度が下がると言っても過言ではないと思ってます。
本来、ガンプラは素組で完成させられるプラモデルですから、ゲート処理の作業が一番気を使う工程です。
ゲート処理の「白化」になる原因の多くはニッパーにあります。
素組の完成度を挙げる為には、ゲート処理の白化はNGです。
切りすぎの原因は慣れにもよりますが、老舗メーカーのタミヤ模型ではプラモデルのゲートを十分研究されてニッパーを開発されてます。
それだけに誰でも、扱いやすく切れ味の良いゲート専用のニッパーが販売されてますので、初心者問わず、ニッパーはタミヤ模型が一番おすすめです。
ニッパーは、ランナー専用とゲート専用を購入するのがベストです。
ヤスリ
金属ヤスリの小さいタイプは、主に細かいパーツ類などのメリハリを付けるために使用します。
1セットあるとおすすめです。
100均ショップでもありますが、やはり硬さが違い駄目になってしまう事がありますので、何回も買い替えるならば、タミヤ模型などのヤスリがおすすめです。
ペーパーヤスリ・スポンジヤスリ
パーパーヤスリやスポンジヤスリは、ホームセンターなどでも購入はできます。
しかし、コスパが良くても使い難いなどのことがあります。
迷ったらメーカーから発売されてる物がおすすめです。
デザインナイフ・カッター
デザインナイフはゲート処理やパーティングラインの処理などに使用すると良い道具です。
私も、割と頻繁使用するくらい、1本あると便利な道具なのでおすすめです。
カッティングマット
机や作業台の上で、カッターなどの刃物系の道具を使用するには必須アイテムです。
無駄に作業台を傷つけなくても済みますからね。
とはいえ「カッティングマットって必要?」と聞かれれば、私は絶対に必要ですと言い切ります。
ゲート処理などでデザインナイフを使用しますが、刃の保護にもなりますからね。
ゲート処理中に下の机板の様に固いと、刃先が欠けることがありますので刃先の折れを防ぐことが出来ますからおすすめです。
2つのパターンがありますが、1つはマットに形状が描かれていて作業が簡単にできる設計になってますので好みで大丈夫です。
しかし、あまり買い換えることのない道具なので、おすすめするならタミヤ模型のカッティングマットですね。
ピンセット
細かいパーツが付属されてますので、作業用に1本と、デカールシール専用に1本あると便利です。
タミヤ クラフトツール デカールピンセット
何度も破った経験がありますが、デカールを貼る時に、先が鋭いとデカールを破ることになりますので専用がおすすめです。
塗装関連
筆塗り
エアブラシがメインですが、筆は結構使えるので便利な道具です。
毛先が柔らかいので傷つける心配がないのでハケ代わりに使用したり、デカールの余分な水分を除去するときにも使用できますのでおすすめです。
勿論、筆塗りの為にも必要になります。
マスキング類
マスキングの種類は2つ
- テープ状の物
- 液体タイプ
テープは必須ですが、液体タイプは用途に応じて使用しますので、必要と感じたら購入されると良いと思います。
個人的には、最初から購入して使用してます。
液体タイプはメーカーによっても違いがあると思いますが、GSIクレオスから販売されてるもので十分だと感じてます。
小皿・小瓶
塗料用の皿は、筆塗り塗料・スミ入れ作業・色の配合の試しなどにも便利です。
塗料の小瓶は個人的には結構使用してます。
オリジナルカラーを作った場合、残った場合や多めに最初から作っる場合があるので、小瓶はとても使い勝手が良く便利なアイテムなのでおすすめです。
接着剤関連
瞬間接着剤(アロンアルファ)
瞬間接着剤(アロンアルファ)は素組には不向きな接着剤ですが、エアブラシなど塗装を前提とした製作には、問題なく使用できパテの代わりにもなるりますのでおすすめです。
子供の頃、普通の接着剤使って組み立ててた時って、なんでプラモデルって難しいのだろうって感じてたけど、全塗装ならアロンアルファだけで組み立てられるので簡単に感じてます。
■ 使用方法・瞬間接着剤について、詳しく解説しておりますので合わせてお読み下さい。
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注意点
あくまでも塗装を前提にした場合だけに使用することをおすすめします。
塗装後にアロンアルファを使うと白化の現象が必ず起きます。
そして塗装を溶かしたりするので使用は避けるのが良いです。
接着剤
接着剤は殆ど使いませんが、1本保険にあると良いです。
素組するなら必須ですけどね。
デカール・お助けアイテム
水転写式デカールは、中々難しい作業です。
私も何度も泣かされた工程がデカール貼りです。
GSIクレオスからは、マークソフトとセッターが販売されてます。
それぞれの特徴
マークソフター=固く感じるデカールを柔らかくしてくれるものです。
マークセッター=デカールを定着させてくれるものです。
マークセッターとマークソフターはそんな困難なデカール貼りを簡単にしてくれるお助けアイテムです。
特に大きなサイズのデカールを貼る時は便利なアイテムです。
私はこれ無しでは貼ることが出来ないかもしれません。
マークセッターの使用方法は、先に貼る位置に少量塗るか、貼った後に上に塗るかの方法です。
デザインナイフなどで切り抜いたデカールを、浸透させるとデカールが下のシートから離れますが、この時グラグラとデカールが動きますので、位置を決めることが簡単に出来ないと感じることがあります。
私のやり方ですが、個人差がありますが参考までに記載しておきます。
マークセッターを使い、先に貼る位置に1敵爪楊枝などで垂らしておき、デカールの先を塗った位置に決めてしまいます。
下のシートを抜き取るか、デカール滑らせる様に貼って水分が乾いてから、最後にマークセッターで保護するように上から優しく薄く塗ってます。(この時、慎重に作業してます。動く可能性もあるのであくまでも優しくです。)
最後に
今回、紹介した工具アイテムのリストです。
必要なモノ
組み立て
- ニッパー
- ヤスリ(金属・ペーパー・スポンジ)
- デザインナイフ
- カッティングマット
- ピンセット
- アロンアルファ
- 普通のタイプ接着剤
- マークセッター・マークソフター
塗装
- 筆
- マスキング(テープ・液体タイプ)
- 小皿・小瓶
今回紹介した工具アイテムの他にも沢山道具はありますが、用途に合わせて揃えると良いと思います。