プラモデル製作の事をあまり良く知らない頃に、缶スプレーで塗装してた事を思い出しました。
まるで害虫に殺虫剤でも吹くように使ってたあの頃が懐かしいです。
こんにちは!
今回は、エアブラシ用のコンプレッサーについて説明します。
まだ購入をしてない方向けの説明です。
初心者が選ぶべきコンプレッサーを紹介します。
もくじ
エアブラシのコンプレッサー
エアブラシ用のコンプレッサーは、模型メーカーやコンプレッサーメーカーから沢山発売されてます。
個人的には、沢山ありすぎて分からなくなるのですよね。
しかし沢山あるから値段の手頃なモノも購入できるのも事実です。
これからエアブラシ用のコンプレッサを購入しよう!と考えた時、実際どうなのと不安に思うことが多くあります。
ありがちな疑問
- コンプレッサーの音って静音なの?
- 模型メーカーとはどう違うの?
- レギュレーターってなに?
- 数千円の超格安ってどうなの?
こんな疑問が最初に思い浮かぶと思いますが、この疑問にお答えします。
コンプレッサーは静音?
コンプレッサーの音は、高価なコンプレッサーになれば音に悩まされることが無いです。
日中の昼の時間帯は、1万円以上のコンプレッサーの音は気になることは無いと思います。
ですが「深夜に塗装作業をしたい!」誰もが思うことです。
コンプレッサーの音が鳴ることの仕組みは、想像でも分かると思いますが機械音です。
では「ずーっと鳴ってるモノなの?」と疑問も浮かぶことだと思います。
コンプレッサーのタイプで常時作動してるタイプもあれば、ストップがかかりずーっとは作動してないタイプもあります。
コンプレッサーの仕組み
コンプレッサーの仕組みを簡単に説明しますね。
ストップが掛かるタイプのコンプレッサーの機械音がする仕組み
●電源を入れる➡外気の空気を取り込む➡機械内部に空気が溜まる➡機械から出てるホース内部・ハンドピースまで空気が溜まる。
最後のハンドピースまで空気が溜まる状態で、コンプレッサーの機械は止まり音もしない仕組みです。
では市販されてるコンプレッサーのタイプを説明します。
模型メーカーのコンプレッサー
有名模型メーカーのGSIクレオス Mr.リニアコンプレッサーやタミヤのコンプレッサーは、静音設計がありますが、高価だけあり音が小さいので深夜の作業にも向いてます。
深夜、音が小さいことで作業ができる点が最高の強みだと思います。
模型メーカーのコンプレッサーと比べて、1万円台のコンプレッサーは格安です。
エントリーモデルにはピッタリですが、模型作りが深夜が中心として行うならば、私の考えでは模型メーカーのエアーコンプレッサーを最初から購入するのがおすすめと考えてます。
ただ、個人的には両方のコンプレッサーを購入したくなります。
模型メーカーのコンプレッサーのメリット
- 静音設計
デメリット
- 圧力が低い
静かなコンプレッサーは圧力が低いことになりますが、これが駄目な訳ではないですが、圧力が高ければ、逆に作業効率は上がります。
サクサク塗装ができる感じです。
なので個人的には、深夜専用と高圧力用の2台コンプレッサーがあると便利だと考えてます。
コンプレッサーのタイプ
コンプレッサーのタイプには主にサブタンクあり無しがあります。
模型メーカーなどで販売されてる小型で小さいタイプは、タンク無しのタイプです。
この他、コンプレッサーメーカーのタイプは、機械の下にエアータンク付属の2タイプが販売されてますが、どちらのタイプを説明します。
タンク付属のコンプレッサー
上記で説明した空気が溜まる仕組みで分かるように、ハンドピースまで空気が溜まった時点で、機械音はしなくなるのですが、タンク付属のタイプは、タンク内に空気が溜まるまで機械が動いてる仕組みになります。
タンク付属の場合、深夜に塗装作業をする場合、少し気になる場合があります。
というのも、タンク内部に空気が溜まるまで機械は動き続けることになりますからね。
夜12時前後に作業する場合だけ気になることだと思います。
*個人的には、深夜10時以降は塗装作業はしないと決めてます。
タンク無しのコンプレッサ
次に、タンクが無いタイプのメリット・デメリットを説明します。
■ タンク無しのタイプ・メリット
- 小さいので置き場所には困らない
■ タンク無しのタイプ・デメリット
- タンクが無いので塗装作業は常に機械音がする
- 直ぐにエアーを使い切って空気が溜まるのを待つことがある。
基本的に塗装作業に掛かる時間は長時間ですから、タンク無しのタイプの場合エアーを使い切ることが頻繁にあります。
しかしタンクが無いことで作業がイライラする原因になります。(私がそうです)
タンクの重要性
個人的な意見ですが、どちらを選ぶと良いかを結論から言います。
『タンクあり』を選ぶのが無難です。
そのことで作業が一時的に止まったり機械音が常にするので、個人的にはタンクがある方がストレス無しで作業は行えると思います。
ちなみに私はタンク無しを購入して失敗と感じました。
ですが、後付けのサブタンクとして単体でも販売されてますので検討のよちもありますが、上部に付かないタイプと結局高額になる場合もありますので、最初からタンクありを選ぶことを検討するのが個人的には良いと思います。
次にコンプレッサの付属品や必要なモノを説明しますね。
コンプレッサの必須アイテム
コンプレッサには必要になるアイテムがありますので説明します。
必要なモノ
- レギュレーター
- 水分除去フィルター
順に説明しますね。
レギュレーター
レギュレーターとは、コンプレッサーの機械からハンドピースの中間に設置して、ハンドピースに空気の圧力を調節する為の機械装置です。
圧力レギュレーターとも言います。
レギュレーターを取り付けることで塗装作業を楽にしてくれるモノですが、具体的に説明します。
レギュレーターが無い場合を空気の圧力を10と考えた場合、塗装面に対してハンドピースから噴射された塗料は、10の圧力で空気が一気に飛び出す事になります。
ハンドピースにも調整箇所がありますが、これは微調節に使うものですから10の圧力に対しての微調節しか出来ません。
レギュレーターを設置した場合、圧力10を5といった半分の圧力に調節することができます。
半分の圧力になったエアーはハンドピースから噴射される圧力も5になるので、繊細な吹付けが可能になります。
通常のカラーの圧力は粒子が細かいので圧力は4や5でも十分に塗装がしやすいのですが、サーフェイサーのように粒子が粗い場合、多少の圧力を高める方が塗装がしやすくもなります。
エアブラシで模型の塗装には、レギュレーターは欠かせないアイテムです。
水分除去フィルター
この水分除去フィルターとは読んで時のごとく、水分を除去してくれる装置です。
レギュレーターにも水分除去機能はあるのですが、個人的には2層も良いと考えてます。
塗装の天敵とはホコリはもちろんのこと、水分ですよね。
濡れたモノに塗装しても塗料は弾かれてしまいます。
水分とは洗浄時の残りだけでは無く、空気中の水分もあるのです。
コンプレッサーの電源を入れたら、外気から空気を取り込み始めます
その空気の中にも水分は含まれていますので、これが同時にハンドピースからも微量に混ざり噴射されてることになり、塗装の食い付きが悪い状況にもなります。
そこで便利なアイテムとして水分除去フィルターがあります。
レギュレーターと並べて水分除去フィルターも設置しておくと、思いの外水分を除去してくれますので安心して塗装が行えます。
とくに6月の梅雨時期や雨の日など天気の悪い日の作業は、フィルター内に付着する水滴量には驚かされます。
個人的には水分除去フィルターはプラモデル製作の塗装作業には必須アイテムと考えてます。
初心者が後悔しないおすすめコンプレッサー
最初に選んで後悔しない、おすすめコンプレッサー
深夜の作業向き | 入門エントリーモデル |
GSIクレオス Mr.リニアコンプレッサーL7・L5 | 格安1万円〜1万5千円台、タンクあり |
少し高価だけど、最初に選ぶならクレオスのリニアコンプレッサーが後々後悔は少ないからおすすめ
理由、静音で深夜にも気にしないで作業がおこなえる。
入門エントリーモデルの格安1万円〜1万5千円台、タンクあり、補足説明
注意点
多くの格安タイプは中国製です。
作りが雑なモノも多々多いのも現状ですから、付属品やなどジョイント部分のネジ類はナメ易く壊れる原因にもんり、更には最初から使うことすら出来ないモノもあったりします。
特にハンドピース類のパッキン付近からエアー漏れなどもあります。
その点を踏まえて購入の参考にしてみて下さい。
私は、格安の2千円で購入したハンドピースはハズレを引いてしまった経験もあます。
皆様もご注意下さい。
圧力がほしいけど、深夜の作業が困難になるタイプ
超格安コンプレッサー
今は充電式など多くの超格安コンプレッサーがありますが、簡単に使えるタイプがありますが、これから始めようよする方には本当はおすすめしません。
すべてでは無いにしても粗悪品(不良品)の問題や、音問題などありますので購入は慎重にされると良いと思います。
最後に
今回はコンプレッサーについて説明しました。
コンプレッサーのタイプは大きく分けても2タイプです。
- 静音タイプ
- 高圧力タイプ
超格安入門タイプ意外を購入すれば、まず間違いはないと思います。
もしお近くに模型店があるならば、現物の音を試せるならば足を運ぶのが一番よいと思います。