子供の頃からプラモデルを作ってると、なぜか途中で改造をしたくなってしまう欲求にかられる子でした。
こんにちは!
ガンプラに問わずプラモデルの製作の楽しみ方の1つに、自分の思うイメージが製品にない場合、自分で改造修正を施すことがあります。
スジ彫りやパーツなどのディテールの追加を施したり、各部分のパーツのボリューム修正など思いのままに、作り上げるのもプラモデル製作では楽しみの1つです。
今回は、改造・修正のポイントや使うパテ・便利なアイテムなどを紹介します。
もくじ
ガンプラの楽しみ方改造修正(改修)
個人的には、改修作業が一番楽しい作業工程なんです。
ガンプラを初めて改造したりフォルムを変更したりしたのは、自分のイメージというよりも他のモデラーの方々の作品を参考にして真似から始めてみました。
誰かの真似からしたほうが、作品重視より作り方を学べると思うのです。
何体も作成するようになれば、自分のイメージでも作れる様になると考えてます。
自分のイメージを膨らませて、作成するのは思った以上に難しいことですからね。
ちなみに、上記画像のガンプラはPGシリーズのザクを参考にした例です。
MGシリーズのザクMS-06sに施した改修です。
本来、2つのパーツを組み合わせるのですが、切離してPG同様に開閉させた例です。
内部が見える様になれば、中が物足りない様に感じて更に内部の構造ディテールに赤色に塗ることで、中心にある内部パーツまで活かすことが出来ました。
ガンプラの箱のパッケージ写真や、映像作品など探せがキリがないほど見つかりますので、是非、自分のカッコいいと思う参考資料を探してみて下さい。
ポイント
まずは参考資料を探そう!
ガンプラ 改造(改修)のやり方
はじめてする時は、誰でも慎重にすると思いますが、ガンプラは金属製ではありません!
プラスチック製です!
プラスチック製とは、これまた便利な素材で「どんなことになろうと」治せる素材です。
改造などが好きな方には便利な素材です。
個人的になポイントは、意外と豪快に切断しても修正はできると考えてますので、あまりためらわずに作業を行うようにしてます。
改造に便利なアイテム
- パテ
- 接着剤
次に、順に説明しますね。
ガンプラ 改修・改造 パテ編
プラモデル製作に使うパテには様々な種類があります。
パテリスト
- エポキシパテ
- ポリエステルパテ
- ラッカーパテ(溶きパテ)
順に説明します。
エポキシパテ
個人的には、パテを使った改修作業にはエポキシパテが一番簡単に修正出来ると思います。
AとBの別々の成分の粘土状の固形を、同量にねじり合わせて用途に合わせて整形します。
まんべんなく混ぜてから数時間から1日で硬化します。
使用上の注意事項
エポキシは人体にとって有害であり、使用時には微量が人体に吸収されるため、使用後は良く手を洗うことが勧められる。
引用:ウィキペディア
パテの硬化した後には、プラスチックそのモノで金属ヤスリなどを使用して修正してもボロボロと崩れることもなく整形しやすいと思います。
初心者にもおすすめできるパテです。
ここに注意
固形のエポキシパテは、下地にも食い付きは良いですが、金属ヤスリなどで整形する場合は剥がれることがある。
この場合、下地を荒目のペーパーヤスリなどで傷を付けて置くと良いと思います。
場合によってはパーツの設置面に穴を開けておくこともあります。
ポリエステルパテ
ポリエステルパテは通称「ポリパテ」と呼ばれてます。
本成分のポリエステルに硬化剤を混ぜ合わせて使用します。
粘土状のエポキシパテの使用と同じく使用ができますが、粘土質ではなく塗料の質感ににてるのでヘラなどで盛る作業で行います。
■ 参考の使用用途
小さい穴には使用せず、モールドや凹みなどに使用するのが良いです。
個人的には、ポリパテとエポキシパテが使いやすいと感じてます。
小さい穴埋め作業などは、アロンアルファでも埋まりますからね。
ラッカーパテ
古くから、タミヤ模型からも発売されてるコスパ最高の定番のパテです。
穴埋めや隙間などに使用されると良いです。
薄め液でうすめて使用する(溶きパテ)とにも出来て、筆塗りで埋めることができます。
比較的厚塗りには使用しない方が良いパテです。
値段も手頃なパテなので定番のアイテムですが、ラッカーパテで肉盛りなどには不向きですから用途に合わせて使うのが良いパテです。
市販されてる溶きパテも、ラッカーパテで説明した様に使います。
個人的には、あまり使用する機会が少ないパテですが1本はあると良いと思います。
ここまでパテの説明をしましたが、用途に合わせて使い分けるのが良いと思います。
ガンプラ(改修・改造)接着剤編
アロンアルファは、短時間に硬化しますので次の作業に移りやすく修正もしやすい接着剤です。
素組をするなら、アロンアルファなど白化するタイプの接着剤は使用しませんが、塗装前提の組み上げならばアロンアルファは優秀な接着剤です。
小さい穴埋め作業など、パテの感覚でも使えますが、肉盛りなどは出来ないです。
個人的には、アロンアルファだけあれば、事足りないことはないと感じます。
プラモの改造を助ける便利アイテム
改修など行うには、パテだけでは不向きな用途もあります。
そんな時に便利なアイテムとして「プラバン・プラ棒」などを使用するよ良いと思います。
プラバンやプラ棒はディテールアップパーツとして、自作などにも使用できてストックとして購入されると使いたい時に直ぐに使えると思います。
もっと便利なディテールアップ
ディテールアップパーツには、市販のモノが発売されています。
ガンプラには、ディテールアップ・バーニアやモノアイなど様々なものが販売されています。
自作する必要がなくディテールアップが得られます。
自分好みのモールドを追加
通常のモールドが物足りないと感じたら、自分好みのモールドを追加する方法があります。
しかし、モールドのような真っ直ぐなラインを、ガンプラのような曲面や平な面などに描くことは困難な作業でもあります。
ここでモールドを追加する為の便利アイテムがあれば、比較的に誰にでも作業だと思います。
モールドの追加するのに便利なアイテム
モールド用ガイドラインテープ
キサゲ針
スジ彫りタガネ
モールドを追加するならば、この3つがあれば比較的に楽にモールドが追加できます。
作業ポイント
タガネなどを使う時は、何度も同じラインを優しく手前に引く。
1回でラインを付けようとすると失敗の原因にもなります。
補足:ノコも便利アイテムのひとつ
最後に
今回は、改造・修正・改修などを行うポイントや便利なアイテムを紹介しました。
エアブラシでの塗装も楽しい工程ですが、改修や修正も楽しい工程なのでチャレンジしてみて下さい。